新聞の社会面をなぜ三面記事という?

三面記事といえば社会面の俗称、下世話な興味をそそるようなゴシップ記事のことをやや軽蔑的なニュアンスでこう呼ぶこともあります。

 

この呼び名は、昔、新聞が四面しかなかったころの名残なのです。

 

明治時代の新聞は四面で構成されているのが普通でした。一面は広告、二面は政治・経済記事、三面が社会面で、四面には連載小説、家庭・文化記事が載っていました。

 

それで社会面の記事のことを三面記事と呼ぶようになったのです。