眠たいときにはなぜ目をこするのか
眠くなると、血液の流れはゆっくりになり、血圧も下がってきます。
そして末梢の毛細管には、軽いうっ血が起こります。
まぶたも自然にうっ血してきます。まぶたの皮膚はたいへん薄いので、このほんのわずかのうっ血でも、腫れぼったくなり、どうにもならないほど重たく感じるようになるのです。
そこで、うっ血を散らそうとして、あの目をこする動作をするのです。
なぜ精液で血液型がわかる
血液反応の出ない犯罪でも、精液などから犯人の血液型が判定されることかあります。
血液以外でも、唾液や胃液、涙、尿、汗、羊水、精液などの体液から、血液型を判定することができるのです。
それは、これらの人間の体液の中に、赤血球と同じように、水溶性の抗原が分泌されているからです。
分泌される抗原は、A型の人はA物質、B型の人はB物質ときよっており、この抗原を調べることで判定ができるというわけです。ただし、O型の人は赤血球に抗原かおりません。
しかし、水溶性の抗原物質でHと呼ばれるものを唾液などに分泌しています。血液や体液以外でも、毛髪からも血液型の判定は可能です。